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2019-11-04 (Mon)  09:18

知能を持つロボットが活躍! 原作・横山光輝、作画・宮腰義勝「鋼鉄人間シグマ」

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知能を持つロボットが活躍! 原作・横山光輝、作画・宮腰義勝「鋼鉄人間シグマ」

11/2(土) 16:56配信

夕刊フジ

 【マンガ探偵局がゆく】

 今回の依頼内容は、昭和40年前後のマンガの調査である。

 「子供の時に読んだ懐かしいマンガを探してください。ちょうど前回の東京オリンピックのころ、『週刊少年サンデー』に連載されていたロボットマンガです。当時は、近所の中学生のお兄さんから借りて読んでいたので、毎週読めたわけではなく、ストーリーもはっきり覚えていないのですが、自分で考えることのできて空も飛べるスーパーロボットと、ロボットとそっくりな少年の話だった、と思います。絵は横山光輝さんだったはずです」(62歳・設計事務所経営)



 連載されていた雑誌と時期がわかっているので比較的楽な調査だった。

 依頼人が探しているのは、『週刊少年サンデー』1964年14号から65年3・4合併号まで連載された「鋼鉄人間シグマ」だ。原作者は依頼人の言うとおり横山光輝だが、作画は横山が主宰したマンガ家集団「光プロ」のメンバーだった塚本光治である。

 塚本は、手塚治虫のアシスタントを経て光プロ創立に参加。ペンネームは尊敬する手塚治虫と、手塚の紹介で知り合った先輩マンガ家・鈴木光明から拝借している。

 作画を同じ光プロのメンバーだった岸本修や井上英沖らが手伝っているので、全体のタッチは横山光輝調。しかし、キャラクターだけは少し違う。はじめのうちこそ横山調だが、しだいに横山と手塚をミックスしたような絵に変わっていくのだ。

 実は、塚本の本名は宮腰義勝。古いマンガファンならテレビアニメ「宇宙少年ソラン」のキャラクターデザインと雑誌連載版の作画を担当したマンガ家として記憶している人も多いはずだ。シグマも連載が進むとともに、横山タッチからソランと同じ宮腰タッチに変わっていたのである。

 主人公の花巻進少年は、ある日、自分とそっくりなロボットの少年・シグマと出会う。シグマは知能回路を取り付けたロボットだった。誰もまだ完成させていないはずの新型ロボットが、自社のロボットを時代遅れのものにしてしまう、と恐れたロボット製造会社・スタミナ工業の社長は、科学省の間宮長官とともに、シグマ捕獲に乗り出した。はたして、シグマは誰が何の目的でつくったロボットなのか。進とうりふたつな理由は?

 操縦型の巨大ロボットものが多い横山光輝のSFものとしても異色作。単行本は81年にサン出版から新書判で出ているが、すでに絶版。ただし古本の入手はたやすい。

 ■中野晴行(なかの・はるゆき) 1954年生まれ。フリーライター。京都精華大学マンガ学部客員教授。和歌山大卒業後、銀行勤務を経て編集プロダクションを設立。1993年に『手塚治虫と路地裏のマンガたち』(筑摩書房)で単行本デビュー。『謎のマンガ家・酒井七馬伝』(同)で日本漫画家協会特別賞を受賞。著書多数。



引用:知能を持つロボットが活躍! 原作・横山光輝、作画・宮腰義勝「鋼鉄人間シグマ」



最終更新日 : 2019-11-04