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2019-10-21 (Mon)  09:35

娘を思う父から…“霊を弄ぶ”怖さ教えるマンガは? つのだじろうの心霊恐怖レポート「うしろの百太郎」

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娘を思う父から…“霊を弄ぶ”怖さ教えるマンガは? つのだじろうの心霊恐怖レポート「うしろの百太郎」

10/19(土) 16:56配信

夕刊フジ

 【マンガ探偵局がゆく】

 今回は娘を思う父からの依頼。

 「娘の中学校で密かに“こっくりさん”が流行っているとかで、担任の先生から呼び出された家内は“ご家庭でもやめさせるようにご指導ください”と言われたらしいのです。私が高校時代にも流行りましたけど、ほっとけば飽きるんですけどねえ。それでも家内は私にも協力するようにうるさく言うのです。父親がなにか言っても聞くような年ではないし、“こっくりさん”をやめさせるようなマンガがあればいいんですけど、探してもらえますか?」(41歳・バカボン)

 「こっくりさん」は当探偵局長が高校生の時にも校内で流行っていた。

 降霊術の一種で、古くは細い竹の棒を3本組み合わせた足の上にお盆を逆さまに置いて、風呂敷などをかけ、3人が手を置き「こっくりさん」を呼んでから手を離すと、お盆が動いて問いに答えるというものだった。明治時代の中頃に大ブームが起き、その後も周期的にブームが起きているそうだ。やり方には時代ごとに変化があって、探偵長たちがやったのは紙に平仮名50音と数字と鳥居を書き、油を塗った10円玉を鳥居において3人が指を載せて念じると10円玉が勝手に動き質問に答えてくれる、というものだった。

 依頼人の希望にかなうマンガといえば、1973年から76年まで『週刊少年マガジン』に連載された、つのだじろうの心霊怪奇マンガ「うしろの百太郎」がある。

 主人公の後(うしろ)一太郎は中学生。心霊科学の研究者・後健太郎の息子で、遭遇した超常現象を「心霊恐怖レポート」に記録していく。タイトルの百太郎とは彼の守護霊の名前だ。

 こっくりさんを扱っているのは第4章の「コックリ殺人編」。一太郎のクラスでこっくりさんが話題になり、一太郎の指導で盃を使ったこっくりさんが始まる。迷信だと言って信じない先生が、「こっくりさん」をバカにしたとたん異変が起きて、先生は何者かに憑かれたようになって暴れ始めた。怪現象はこれにとどまらず…。

 作者のつのだじろうは1960年代に少女マンガ雑誌でほのぼのしたホームドラマを描いた後、少年誌に舞台を移してギャグマンガで人気者に。シリアスなものも多く手がけて70年代になると梶原一騎・原作の「空手バカ一代」などをヒットさせた。

 つのだは心霊科学にも造詣が深く、本作では自分自身の体験などをもとに、読者が興味本位で心霊スポットに近づいたり、霊を弄(もてあそ)ぶことの危険性を説いているのだ。

 ■中野晴行(なかの・はるゆき) 1954年生まれ。フリーライター。京都精華大学マンガ学部客員教授。和歌山大卒業後、銀行勤務を経て編集プロダクションを設立。1993年に『手塚治虫と路地裏のマンガたち』(筑摩書房)で単行本デビュー。『謎のマンガ家・酒井七馬伝』(同)で日本漫画家協会特別賞を受賞。著書多数。



引用:娘を思う父から…“霊を弄ぶ”怖さ教えるマンガは? つのだじろうの心霊恐怖レポート「うしろの百太郎」



最終更新日 : 2019-10-21